カテゴリ/フォルダ/ブログ記事/ウェブページを並べ替えるプラグインβ版(その7)

「カテゴリ/フォルダ/ブログ記事/ウェブページを並べ替えるプラグイン」の第7回目として、ブログ記事/ウェブページの作成/編集/削除時の動作を解説します。

1.ブログ記事/ウェブページの作成時の動作

ブログ記事やウェブページを新規作成した場合、その記事等の並び順は、それが属するカテゴリ(フォルダ)の記事等の最後になります。

たとえば、以下のようにカテゴリとブログ記事があるとします。

  • カテゴリA
    • ブログ記事A1
    • ブログ記事A2

この状態で、カテゴリAに記事A3を追加すると、記事の並び順はA1→A2→A3になります。

なお、新規作成した記事の1つ前の記事は、自動的に再構築されます。
上の例だと、ブログ記事A3を追加したときに、ブログ記事A2は自動的に再構築されます。

2.ブログ記事/ウェブページ編集時の動作

ブログ記事/ウェブページを編集して保存しなおした場合、そのブログ記事/ウェブページの前後のブログ記事/ウェブページが自動的に再構築されます。

また、ブログ記事/ウェブページの編集の画面で、所属先のカテゴリ/フォルダを移動することができます。
その場合、そのブログ記事/ウェブページの並び順は、移動後のカテゴリ/フォルダのブログ記事/ウェブページの中で最後になります。
また、移動元/移動先のカテゴリで、移動したブログ記事/ウェブページの前後のブログ記事/ウェブページが自動的に再構築されます。

たとえば、以下のようにカテゴリとブログ記事があるとします。

  • カテゴリA
    • ブログ記事A1
    • ブログ記事A2
    • ブログ記事A3
  • カテゴリB
    • ブログ記事B1
    • ブログ記事B2
    • ブログ記事B3

この状態で、ブログ記事A2をカテゴリBに移動すると、ブログ記事A2の並び順は、カテゴリBのブログ記事の中で最後になります(以下の通り)。
また、移動元のカテゴリでブログ記事A2の前後にあったブログ記事(A1/A3)と、移動先カテゴリでブログ記事A2の前後にあるブログ記事(B3)が、自動的に再構築されます。

  • カテゴリA
    • ブログ記事A1
    • ブログ記事A3
  • カテゴリB
    • ブログ記事B1
    • ブログ記事B2
    • ブログ記事B3
    • ブログ記事A2

3.ブログ記事/ウェブページの削除時の動作

Movable Typeの「ブログ記事(ウェブページ)の編集」の画面の「削除」ボタンで、そのブログ記事(ウェブページ)を削除することができます。
その場合、そのブログ記事(ウェブページ)の前後のブログ記事(ウェブページ)が自動的に再構築されます。

↓「ブログ記事(ウェブページ)の編集」の画面の「削除」ボタン
supersort7_01.png

一方、「ブログ記事(ウェブページ)の管理」の画面(ブログ記事やウェブページが一覧表示される画面)で、ブログ記事(ウェブページ)の先頭のチェックをオンにして「削除」ボタンをクリックすることで、それらのブログ記事(ウェブページ)を削除することもできます。
この場合、削除されたブログ記事(ウェブページ)の前後のブログ記事(ウェブページ)は、自動的には再構築されません。手動で再構築する必要があります。

↓「ブログ記事(ウェブページ)の管理」の「削除」ボタン
supersort7_02.png

4.連番の振り直し

ブログ記事(ウェブページ)を削除した時や、所属先のカテゴリ(フォルダ)を移動した時には、連番の振り直しは自動的には行われません。

たとえば、以下のようにブログ記事が並んでいるとします。

  • ブログ記事A1(連番=1)
  • ブログ記事A2(連番=2)
  • ブログ記事A3(連番=3)

ここで、ブログ記事A2を削除しても、ブログ記事A3の連番の振り直しは行われず、3のままになります(以下の通り)。

  • ブログ記事A1(連番=1)
  • ブログ記事A3(連番=3)

MTSortedEntries等のタグで、単にブログ記事等を並び順の通りに出力するだけなら、欠番があっても問題はありません。
しかし、並び順の番号(MTEntryOrderNumberタグ/MTPageOrderNumberタグ)も出力したい場合は、連番を振り直さないと、欠番ができてしまいます。
連番を振り直す方法は、後日解説します。