WPのブログに記事を書いたことをTwitterにも送信する

昨日に続いて、近日発売予定のTwitter本で、ページ数の関係でカットした原稿を、当Blogで公開します。
今日は、Jimi_Bandrix::BlogTwitter:jazzanova)で公開されている「WP Post to Twitter」というプラグインを使って、WordPressのブログに記事を書いたときに、そのことをTwitterに送信する方法を紹介します。

1.WP Post to Twitterプラグインのインストール

WP Post to Twitterプラグインは、以下の手順でインストールします。

1-1.プラグインのダウンロード

WP Post to Twitterプラグインは、この記事を書いた時点では、最新バージョンは0.4.1でした。
以下のページに接続し、ページ途中にあるダウンロードのアイコンをクリックすると、ファイルをダウンロードすることができます。

WP Post to Twitterプラグインのページ
WP Post to Twitterプラグインのページ

1-2.プラグインのアップロード

ファイルはZip形式になっています。解凍すると、以下のようなファイルができます。

  • post2twitter.php
  • post2twitter_options.php
  • post2twitter-ja_EUC.mo
  • post2twitter-ja_EUC.po
  • post2twitter-ja_SJIS.mo
  • post2twitter-ja_SJIS.po
  • post2twitter-ja_UTF.mo
  • post2twitter-ja_UTF.po

「post2twitter.php」と「post2twitter_options.php」は、WordPressのインストール先にある「wp-content」→「plugins」ディレクトリにアップロードします。

また、WordPress 2.1.x系までをお使いの方は、お使いの言語に合わせて、拡張子が「.mo」のファイルも「wp-content」→「plugins」ディレクトリにアップロードします。
たとえば、EUC版のWordPressを使っている方は、「post2twitter-ja_EUC.mo」ファイルをアップロードします。

一方、WordPress 2.2.x以降をお使いの方は、「post2twitter-ja_UTF.mo」ファイルの名前を「post2twitter-ja.mo」に変えて、「wp-content」→「plugins」ディレクトリにアップロードします。

1-3.プラグインの有効化

プラグインのファイルをアップロードし終わったら、WordPressにログインして、プラグインを有効化します。
「プラグイン」のメニューをクリックして、「WP Post to Twitter」プラグインの行にある「有効化」のリンクをクリックすると、有効化することができます。

↓プラグインの有効化
プラグインの有効化

2.WP Post to Twitterプラグインの初期設定

インストールが終わったら、次に初期設定を行います。
WordPressの「各種設定」のメニューをクリックし、次に表示されるページで、設定項目一覧の中から「Post2Twitter」をクリックすると、設定を行うページが開きます。

2-1.ユーザー名とパスワードの設定

まず、「アカウント詳細」の部分で、Twitterのユーザー名とパスワードを設定します。
これらの情報を入力して、「アカウント情報を更新」のボタンをクリックします。

↓ユーザー名とパスワードの設定
ユーザー名とパスワードの設定

2-2.メッセージの送信方法の設定

次に、設定のページを下にスクロールして、「通知設定」の部分でメッセージの送信方法を設定します。各部分の設定方法は以下のようになります。

  • (a)「新規公開」

    この部分で「新規公開時、Twitterへ通知する(1回だけ)」のチェックをオンにすると、記事を公開した時点で、記事のタイトルとアドレスがTwitterに送信されます。
    通常は、このチェックをオンにしておくと良いでしょう。
  • (b)「エントリー保存時(下書き)」

    「下書き保存時、Twitterへ通知する(1回だけ)」のチェックをオンにすると、記事を最初に下書きで保存した時点で、メッセージが送信されます。
  • (c)「エントリー編集」

    「エントリー編集時、Twitterへ通知する(毎回)」のチェックをオンにすると、エントリーを編集して保存しなおすたびに、Twitterにメッセージが送信されます。
  • (d)「非公開記事」

    「非公開記事保存時、Twitterへ通知する(1回だけ)」のチェックをオンにすると、非公開記事を保存したときに、Twitterにメッセージが送信されます。
  • (e)「通知メッセージ」

    (a)~(d)の各チェックボックスの下に、「通知メッセージ」の欄があります。この欄でメッセージの形式を変えることができます。

    メッセージの文章の中に「[title]」と「[link]」を入れると、それぞれ記事のタイトルとアドレスに置換されます。

    ただし、「エントリー保存時」と「非公開記事」では「[link]」は使うことができません。
  • (f)「メッセージフッター」

    「表示する」をオンにした場合、「フッターテキスト」に入力した内容が、メッセージの最後に追加されます。

↓メッセージの送信方法の設定
メッセージの送信方法の設定

3.記事を投稿する

設定が終わったら、あとはこれまで通りに記事を作成するだけです。
記事を公開したときなど、設定に応じたタイミングで、Twitterにメッセージが自動送信されます。