先日、群馬県に越してきてから初めて葬式に出る機会がありました。
会場に着いて受付を見ると、「一般・親戚」と「新生活」に分かれていました。
これまでの人生の中で、葬式に出たことは何度かありましたが、「新生活」なるものは初めて見ました。
結婚式ならともかく、「葬式で新生活とはこれいかに?」という感じを受けましたが、このあたりでは一般的な風習のようでした。
この「新生活」について紹介したいと思います。
第二次世界大戦が終わった直後の昭和20年代から30年代にかけて、各地で「新生活運動」が展開されたそうです。
「結婚式は公共の施設で行いましょう」「葬式の香典は額を少なくして、香典返しは辞退するようにしましょう」など、生活を簡素にしようという運動のようです。
これが「新生活」の意味です。
ところが、日本が高度経済成長を遂げる中で、新生活運動は廃れていったということです。
ただ、今でも残っている地域もあり、このあたりもその中の1つであるようです。
故人の近所に住んでいる人など、故人とさほど縁が深くない人が香典を包む場合に、「新生活」を使うという仕組みです。
「新生活」の受付で香典を渡す際には、「新生活運動の趣旨に賛同し、香典返しは辞退します」といったことを記した袋を使います。
地域によって、新生活として出す香典の額は違うようですが、このあたりでは3,000円が一般的なようでした。


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わたしも、不祝儀袋を探しに行って「新生活運動……云々」って印刷されていて「???」って思いました。香典大会や香典返し大会になっていた感じが、何となくうかがい知れます。
>PhotoPierreさん
こんにちは。
冠婚葬祭のしきたりは地方によってだいぶ違いがあるので、引っ越すと「これって何?」という事態になることがありがちです。
「郷に入っては郷に従え」とも言いますし、それぞれの地方のしきたりを受け入れるのが良いと思います。