エントリーにXMLでデータを埋め込むプラグイン(その3)

エントリーにXMLでデータを埋め込むプラグインでは、配列形式のデータを扱うこともできます。
例えば、1つのエントリーに複数の画像の情報を入れて、それらをテンプレートで効率良くレイアウトするようなときに、この機能が役立ちます。

1.配列形式のデータの入れ方

まず、エントリーに配列形式でデータを入れます。
同じ名前の要素を複数個入れれば、配列形式になります。

例えば、以下のようにすると、「img」という名前で、要素が2個ある配列を作ることができます。

<!--
<XMLRecord>
<img>foo.gif</img>
<img>bar.gif</img>
</XMLRecord>
-->

2.配列から値を取り出す

配列からデータを順に取り出すには、MTEntryXMLFieldsタグとMTEntryXMLValueタグを組み合わせて、以下のように書きます。

<MTEntryXMLFields name="要素の名前">
<MTEntryXMLValue>
</MTEntryXMLFields>

例えば、前述のようにimg要素の配列を作ったときに、以下のようにタグを組むとします。

<MTEntryIfXML>
<MTEntryXML>
<MTEntryXMLIfFields name="img">
<p>
<MTEntryXMLFields name="img">
img : <MTEntryXMLValue><br />
</MTEntryXMLFields>
</p>
</MTEntryXMLIfFields>
</MTEntryXML>
</MTEntryIfXML>

すると、出力は以下のようになります。

<p>
img : foo.gif<br />
img : bar.gif<br />
</p>