Tinker Boardを試してみた

Tinker Board先日、ASUSのマイコン「TInker Board」について取り上げました。
そのTinker Boardが米Amazon.comで販売されていたので、入手して試してみました。

1.購入まで

Tinker Boardは、ASUSが開発したマイコンです。
Raspberry Piを意識していて、大きさやポートの配置はRaspberry Piと同じになっています。

先日、Tinker Boardについて検索してみると、2月17日のやじうまPC WatchにTinker Boardの記事が出ていました。
その記事によると、2月下旬から、アメリカ・イギリス・台湾で購入できるようになるといったことが書かれていました。
また、技適も取得しているとのことでした。

ならばと思ってAmazon.comを検索してみると、Tinker Boardが59.99ドルで販売されていました
これはチャンスだと思って、早速注文しました。
日本からの注文だと、送料が5.71ドル/11.07ドル/16.25ドルの3段階あって、高いほど早く届くというシステムでした。
奮発して送料16.25ドルを選んで注文したところ、わずか3日で届きました。

2.OSのインストール

Tinker BoardのOSとしては、DebianをベースにしたTinker OSが公開されています。
Tinker Boardのサポートのページから、Tinker OSのイメージをダウンロードすることができます。
この記事を書いた時点では、2017年3月10日付のバージョン1.4が最新でした。

ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、Tinker OSのイメージファイルが出力されます。
Windowsの場合だと、Win32DiskImagerを使って、イメージファイルをmicro SDカードに書き込みます。
そのmicro SDカードをTinker Boardに差し込み、Tinker Boardを電源に接続すると、Tinker OSが無事に起動しました。

3.若干いじってみた

Tinker OSはDebianベースなので、apt-getコマンドで各種のソフトウェアをインストールすることができます。
試しに、Apache2とPHP 5.6をインストールしてみました。
初期状態のindex.htmlや、PHP 5.6のphpinfo関数は、特に問題なく表示することができました。

また、Lチカも試してみました。
Tinker Boardでも、Raspberry Piと同様に、PythonでGPIOを制御することができます。
ただ、GPIOのモジュールとして、Raspberry PiのRPi.GPIOを使うことはできず、代わりに「ASUS.GPIO」というモジュールを使うようになっていました。

4.今後に期待

Tinker Boardはまだ出たばかりで、これからの製品です。
日本ではまだ正式発表もされていません。

しかし、Raspbery Piに近い製品なので、Raspberry Piでのノウハウが生きる場面が多そうです。
ライブラリ等の移植が進めば、使えるマシンになっていくと思います。
今後に期待したいです。

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