必要な物を揃える(Raspberry Pi編)

昨日の記事でお話したように、電子工作の2大プラットフォームとして、Raspberry PiとArduinoがあります。
今日は、Raspberry Piで電子工作を始めるものとして、Raspberry Piをとりあえず動作させるのに必要な物を解説します。
Arduinoで始める場合については後日解説します。

Raspberry Pi本体

まず、当然ながらRaspberry Pi本体が必要です。
Raspberry Piにはいくつかモデルがありますが、通常は現行モデルのRaspberry Pi 3 Model Bが良いでしょう。
基盤のみで売っていますが、基盤むき出しで使うとショート等のリスクがありますので、ケースも一緒に入手する方が良いでしょう。

Raspberry Pi3 Model B ボード&ケースセット 3ple Decker対応 (Element14版, Clear)-Physical Computing Lab

ACアダプタ

Raspberry Piは、通常はMicro USBポートから電源を取ります。
ただ、Raspberry Pi 3 Model Bでは、2.5Aの電流を流せるACアダプタが推奨されています。
一般的なUSB接続のACアダプタだと、2.5Aの電流を流せるものは少ないので、Raspberry Pi用のものを入手する方が良いでしょう。

【公式】Raspberry Pi 3 model B 専用電源 ACアダプタ(ブラック) 5.1V/2.5A

micro SDカード

Raspberry Piでは、micro SDカードをストレージとして使います。
ただ、Raspberry Piではmicro SDカードとの相性があり、動作しないmicro SDカードもあります。
相性のリストが公開されていますので、そちらを参考にしてmicro SDカードを入手するとよいでしょう。

キーボード/マウス/ディスプレイ

Raspberry Piはパソコンに近く、キーボード/マウス/ディスプレイを接続して操作することができます。
特に、インストールの時点ではこれらがないと何もできません。

キーボードとマウスは、一般的なUSB接続のものを使うことができます。
また、ディスプレイはHDMIで接続します。

なお、インストール後にネットワークの設定を行えば、パソコンからSSHやVNCで接続することができます。
その段階まで行けば、キーボード/マウス/ディスプレイを接続せずに使うことができます。