またも急落

今日(2016年2月9日)の日経平均株価の終値は、前日比918.86円安の16,085.44円でした。
安値では16,025.94円まで下がり、16,000円割れ寸前になりました。

1月21日に、日経平均株価は16,017.26円を付けて、いったん目先の底を打ちました。
その後、下げすぎによる自律反発や、日銀のマイナス金利導入を受けて、2月1日には17,905.37円まで戻しました。

しかし、世界的な景気減速懸念が根強く、アメリカやヨーロッパの株式市場が不安定な状態が続いています。
昨日もニューヨークダウが前日比で約400ドル下がる場面がありました。
その後戻してきたものの、終値では177.92ドル安でした。

欧米の株安の流れを受けて円高が進み、朝の時点で11ドルが115円台になりました。
この円高によって株価が大きく下がり、それが原因でさらに円高が進むという悪循環に陥り、今日は大幅安になりました。
一方で、国債が買われて、長期金利が史上初のマイナスを付けるなど、異例の事態になりました。

今日のヨーロッパやアメリカの状況によっては、日経平均株価が16,000円を割ることもありそうです。
市場が安定することを祈ります。