日銀がマイナス金利を導入

今日(2016年1月29日)、日本銀行がマイナス金利を導入することを発表しました。
それを受けて、株価や為替が大きく動きました。

民間の銀行は、不測の事態に備えて、預金の一定割合以上のお金を日本銀行に預金しています(準備預金)。
今回の発表では、所定の額を超える準備預金に対して、-0.1%の金利を適用することになりました。
日銀で滞留しているお金を民間に流し、景気回復につなげようという考えです。

この発表を受けて、株価は乱高下しました。
日経平均株価は発表直後に急騰し、一時は17,600円台に乗せました。
その後急落して16,700円台まで下がったものの、そこから再度急騰して、終値では前日比476.85円高の17.518.30円になりました。
この記事を書いている時点で、日経平均先物はさらに上昇して17,600円台に乗っています。
また、為替も円安が進み、1ドル=120円台になりました。

マイナス金利は日銀としては初めての政策です。
今後どのような影響が出るのか見えにくいので、市場の動きを注視したいと思います。