日経平均株価が2000年台の高値を更新

今日の日経平均株価の終値は、前日比65.62円高の18,264.79円でした。
リーマンショック前の2007年7月9日の終値の18,261.98円を、およそ7年7か月ぶりに更新しました。
また、今日の終値は、21世紀(2001年~)に入ってからの最高値でもあります。

外国人投資家による値がさ優良株への買いが強い模様で、日経平均株価が上がりました。
昨年12月以来、18,000円が壁になってきましたが、この壁を乗り越えそうな動きになってきました。
また、リーマンショック前の高値を越えたことで、さらに買い安心感が強まったと思われます。

日経平均株価は高値を更新しましたが、TOPIXはまだ2007年の高値を下回っています。
21世紀に入ってからのTOPIXの高値は、2007年2月につけた1,816.97です。
これに対し、今日のTOPIXの終値は、1,494.93です。
2007年の高値までTOPIXが上昇すると仮定すれば、あと20%程度は上昇余力がありそうです。

ウクライナ情勢と、ギリシャがユーロに残れるかどうかが、目下の懸念すべき問題点です。
これらが解決されれば、TOPIXの高値も更新する可能性はありそうです。
逆に、これらのどちらかで決裂する事態になると、リーマンショック並のインパクトがあり得ます。
当面は、株式市場の展開からは目を離せないと思います。