株価堅調

今日(2014年9月25日)の日経平均株価の終値は、206.69円高の16374.14円でした。
9月19日に付けた年初来高値を更新しました。

2013年は日経平均株価は上昇傾向で、年末の12月30日に最高値を付けました。
ただ、2014年に入ってから下落し、夏ごろまでは一進一退の動きでした。
しかし、2014年8月8日に14,753.84円の安値を付けて以来、上昇傾向になっています。

アメリカの金融緩和(QE)が徐々に縮小し、10月に終わる可能性があるとみられています。
また、来年には利上げも行われる可能性があります。

このような流れで、円を売ってドルを買う動きがあり、このところ円安が進んでいます。
2014年月始めには1ドル=104円近辺でしたが、現在は109円台まで円安になっています。
円安になると日本の輸出企業にとって有利であり、株価が上がりやすくなります。
そのため、日本の株価も好調で、年初来高値を更新するに至りました。

ただし、目先的にはそろそろ株価が下がってもおかしくない状況です。
東証一部全体の高低を表す騰落レシオは、9月12日に131.3%でピークを付けて下がりだしています。
騰落レシオが下がると、前後して日経平均株価も下がる傾向があります。
ウクライナやイスラム国の情勢によって、株価が大きく下がる場面もあると思われますので、注意が必要です