三陸鉄道全線復旧

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東日本大震災の影響で、三陸海岸沿いを走る三陸鉄道が不通になりました。
その後徐々に復旧してきましたが、昨日(2014年4月5日)に南リアス線が全線復旧しました。
そして、今日(2014年4月6日)北リアス線も全線復旧しました。
およそ3年ぶりの全線復旧です。

三陸鉄道は、岩手県の大船渡市と釜石市を結ぶ南リアス線と、宮古市と久慈市を結ぶ北リアス線から構成されます。
途中のJR線も含めて、三陸海岸沿いの鉄道ルートを形成しています。
地域の足として重要な路線です。

これまでは部分的な復旧だったので、列車の本数も少なめになっていました。
全線復旧したことで、列車の本数も増えます。

ただ、北リアス線と南リアス線の間(JR山田線の宮古~釜石)が、まだ復旧していません。
2014年2月に、JR東日本がこの区間を復旧した上で、三陸鉄道に譲渡することを提案しています。
しかし、地域や三陸鉄道にとっては負担増になるため、合意にはまだ至っていません。
この区間の復旧にはまだ時間がかかりそうです。