特急「あかぎ」「草津」がリニューアル

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今日(2014年3月15日)、JR各社のダイヤ改正が行われます。
こちら群馬県に関係する話題として、高崎線の特急「あかぎ」と「草津」のリニューアルがあります。

車両の変更

「あかぎ」は主に通勤向けの特急で、朝/夜の東京方面行と、夜の群馬方面行が運転されています。
また、「草津」は吾妻線に乗り入れる特急で、草津温泉などの観光用などに利用されています。

「あかぎ」「草津」ともに、国鉄時代に作られた185系車両で運転されていました。
一方、今回のダイヤ改正で、「あかぎ」「草津」ともに、以前に「スーパーひたち」で使われていた651系車両に変更になりました。
651系も古い車両ではありますが、185系よりは幾分新しいです。
185系と比べて、乗り心地が若干良くなるのではないかと思います。

「スワローあかぎ」への変更

平日の「あかぎ」は、列車名が「スワローあかぎ」に変わります。
従来の「あかぎ」はほとんどの座席が自由席でしたが、「スワローあかぎ」は普通車が全車指定席に変わります。
「スワローあかぎ」専用の「スワローあかぎ特急券」が設定され、一般の指定席特急料金よりは安くなります。
しかし、従来の「あかぎ」の自由席特急料金よりは250円ほど値上げになります。

また、スワローあかぎ特急券を購入し、指定を受けずに乗車して、空席に座ることもできるという決まりになります。
ただ、空席だと思って座ったものの、他の人がその席の指定を受けていることもあり得ます。
しばらくの間、不慣れな乗客同士でトラブルが生じたりするのではないかと思います。

なお、「スワローあかぎ特急券」は、車内では発売されません。
車内で特急券を買う場合、通常の指定席特急料金が必要になりますので、注意が必要です。

「ホームライナー鴻巣」が「スワローあかぎ」に一本化

従来は、夜の帰宅時間帯には、着席しやすい列車として、特急「あかぎ」と「ホームライナー鴻巣」の二種類が走っていました。
一方、今回のダイヤ改正で「ホームライナー鴻巣」は「スワローあかぎ」に一本化されます。
また、運転区間も鴻巣から本庄まで延長されます。