貫前神社

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昨日、初詣として貫前(ぬきさき)神社に行きました。

貫前神社は上野国(現在の群馬県)の一之宮神社で、群馬県の中ではもっとも社格が高い神社です。
西暦531年か532年に作られたそうで、長い歴史があります。
群馬県の地域カルタである「上毛かるた」の中で、「ゆかりは古し貫前神社」と読まれていて、多くの群馬県民に知られています。

上毛かるたの「ゆかりは古し貫前神社」の札

貫前神社は、変わった構造になっています。
たいていの神社は、平地にあるか、階段を上って行く形になっています。
ところが、貫前神社は参道から鳥居までは上り階段、鳥居から総門まではほぼ平らで、総門をくぐると階段を下って本殿に行くようになっています。
本殿が総門より低い位置にある神社のことを、「下り宮」というそうです。
貫前神社は日本三大下り宮の1つに数えられています。

鳥居までは上り

総門から本殿は下り

一之宮というだけあって、群馬県内では初詣に訪れる人が多い神社です。
正月の三が日に約10万人もの人が参拝するそうです。

貫前神社には車で行きました。
正月の三が日は、近くの一之宮グラウンドが臨時駐車場になり、そこから若干歩いて行く形になります。
多くの人が参拝することから渋滞を予測していましたが、付近の道路は特に渋滞はありませんでした。
また、駐車場にもすんなりと止めることができました。

ただ、総門の前で15~20分ほど並びました。
境内がそれほど広くはなく、また階段を下って降りることから、危険防止のために入場制限が行われていました。

参拝した後、「だるまみくじ」を引きました。
おみくじの端に、だるまがもらえるくじが付いた、ちょっと変わったものです。
1等から5等まであり、私が引いたのは4等でした。

貫前神社は、車で行くなら、上信越自動車道の冨岡ICが最寄りです。
また電車だと、上信電鉄の上州一ノ宮駅から徒歩15分ほどです。


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