荒い値動き

ここ2週間ほど、株価や為替の値動きが荒くなっています。

11月25日のドバイショックなどを受けて、11月27日に、円=ドルが84円台まで急進し、一方で日経平均株価が9,000円近くまで下落しました。
ところが、12月1日に日本銀行が10兆円の資金供給を行うと発表したために、株価が急反発し、12月4日には日経平均株価が1万円を超えるところまで戻りました。
また。円=ドルも90円台まで円安になりました。

しかし、今日は株価が下落し、終値は9,862.82円でした。
為替も円高に戻り、1ドル=88円付近になっています。

週足チャートで見る限りでは、今のところ日経平均株価は下落トレンドから抜け出していません。
先週の急反発も、下げトレンドの中の一時的な戻りであるように見えます。


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このところ、景気が徐々に回復しているというニュースもあります。
一方で、世界経済が今後二番底に向かうという意見もあります。
株価や為替の動きには、当分目を離せそうにないと思われます。