MT用横型Flashカレンダー(V3.0)をWordPress2.7以降で使う

2年ほど前に、「MT用横型Flashカレンダー(V3.0)をWordPressで使う」という記事を書きました。
Kinarie & May様で配布されている「MT用横型Flashカレンダー」を、WordPressで使えるようにする方法を紹介した記事です。

しかし、その当時に作ったプラグインに不具合があって、現在のWordPressで正しく動作していませんでした。
プラグインを作り直したものを公開します。

MT用FlashカレンダーをWordPressで使う

1.動作環境

このプラグインを動作させるには、お使いのサーバーで、.htaccessが使えることが必要です。
PHPのバージョンは、WordPressが動作するバージョンならどれでも良いはずです。

動作確認は、WordPress 2.7.1とWordPress 2.8で行いました。
また、WordPress 2.6でも動作すると思います(動作確認はしていません)。

なお、表示されるカレンダーは、ページによって以下のようになります。
この動作は旧版と変わっていますので、ご注意ください。

ページの種類出力されるカレンダー
個々の投稿のページその投稿を書いた月のカレンダー
月別/日別のアーカイブのページその月のカレンダー
上記以外今月のカレンダー

2.プラグインのインストール

まず、以下からプラグインをダウンロードします。

FlashCalendar_1_10.zip

ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「FlashCalendar」というフォルダができます。
このフォルダを、WordPressの「wp-content」→「plugins」ディレクトリにアップロードします。
そして、WordPressにログインして、他のプラグインと同様の手順で、このプラグインを有効化します。

なお、PHPを実行可能にするためにパーミッション等の設定が必要なサーバーでは、「wp-content」→「plugins」→「FlashCalendar」→「calxml」ディレクトリの「redirect.php」と「calxml.php」のファイルに、実行可能にするための設定を行います。

3.横型Flashカレンダーのインストール

次に、横型Flashカレンダーをインストールします。

横型Flashカレンダーは以下のページからダウンロードすることができます。
「MT用横型flashカレンダー3.00」をダウンロードしてください。

Kinarie & May様のFlash素材のページ

ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「w_calendar」というフォルダができます。
その中の「w_calendar300.swf」ファイルを、WordPressの「wp-content」→「plugins」→「FlashCalendar」ディレクトリにアップロードします。

4.Flash出力用ソースの作成

次に、「MT用横型フラッシュカレンダー3.00 ソース作成ページ」で、横型カレンダーを出力するためのFlashのソースを作成します。

MT用横型フラッシュカレンダー3.00 ソース作成ページ

各設定項目は、以下のように設定します。

設定項目設定内容
swfアドレス「<?php flash_calendar_url(); ?>」と入力します。
XMLフォルダアドレス「<?php flash_calendar_xml_url(); ?>」と入力します。
設置場所「通常使用」をオンにします。
その他の設定項目お好みに応じて設定します。

Flash出力用ソースの作成

設定が終わったら、「ソース表示」のボタンをクリックします。
すると、その下の欄に、横型Flashカレンダーを表示するためのソースが出力されます。
このソースをコピーしておきます。

5.テンプレートにFlash出力用ソースを貼り付ける

最後に、WordPressのテンプレートに、Flash出力用のソースを貼り付けます。

一般的には、ページのヘッダーのすぐ下に、Flash出力用ソースを入れるとよいでしょう。
テーマの「ヘッダー」のテンプレートで、ヘッダーを出力する部分を探して、その直後にFlash出力用のソースを貼り付けます。

たとえば、WordPress 2.8のデフォルトテーマの場合、「ヘッダー」のテンプレートの最後に、以下のようにFlash出力用ソースを入れます。

<div style="text-align : center;">
<object ・・・>・・・(Flash出力用ソース)・・・</object>
</div>

ここまでで作業は終了です。
ブログを表示して、カレンダーの動作を確認します。