保険のサービスを活用する

先日、車の室内灯を付けたまま一晩放置して、バッテリーが上がってしまいました。
このような車のトラブルのときには、JAFを呼ぶことが多いかと思います。

ところが、私が加入している自動車保険には、ロードサービスがついています。
そのため、私はJAFには入っていませんでした。
今回のトラブルも、自動車保険のロードサービスを利用して、事なきを得ました。

生命保険や損害保険など、世の中には多くの保険があります。
保険の契約をよく見てみると、意外なことが保障されている場合があります。
それに気付かないと、保険でまかなえたはずのことに、無駄なお金を費やしてしまうこともあり得ます。
不景気な時代なので、そういった無駄はなくしたいものです。

自動車保険についているロードサービスは、見落としている人が案外いらっしゃるかも知れません。
JAFとサービスが異なる点もありますので、100%JAFが不要とは言えませんが、「バッテリーが上がった」などの軽度のトラブルなら、自動車保険のロードサービスでカバーできることが多いです。
自動車保険に加入する際には、保険についてくるロードサービスとJAFとを比較してみて、JAFが必要かどうかをよく考えた方が良いでしょう。

また、火災保険や自動車保険に、「個人賠償責任保険」の特約がついている場合があります。
個人賠償責任保険は、「自転車で他人にぶつかってけがをさせてしまった」「他人に借りていた物を壊してしまった」など、個人的な事故を起こしたときに、保険金が支払われる保険です。
火災保険等に個人賠償責任保険の特約がついていることに気付かないと、事故のときには自分でお金を払うことになってしまいます。

ただ、火災保険等についてくる個人賠償責任保険では、保険の対象になる事故が限定されていることもあります。
保険の約款をよく読んで、どのような事故が保険の対象になるか、確認しておくことをお勧めします。