「ねんきん特別便」で社会保険事務所に行ってみた

一昨日、ねんきん特別便が私に届いたことを記事に書きました。

ねんきん特別便には、記録の漏れがあった場合に、その調査を依頼するための用紙も含まれています。
ただ、年金について知識がないと、自分で用紙を書くのは難しいかと思います。
その場合、ねんきん特別便の専用電話に電話するか、社会保険事務所に行って、問い合わせることができます。

実験(?)として、社会保険事務所に行って、どのような対応が得られるかを試してみました。

今朝の10時過ぎに、前橋の社会保険事務所に行きました。
すると、ねんきん特別便に関する相談を受けようという人が、30人ほど待っていました。
受付をして番号札をもらってから、自分の順番が来るまでに、2時間ほど待ちました。

窓口で担当の人にねんきん特別便を手渡し、「会社で働いていた期間の厚生年金の記録が抜けている」ということを伝えました。
すると、自分と同姓同名の人の年金記録を検索してくれました。
勤めていた会社の名前を聞かれたので、それを伝えると、「記録が見つかったので、現在の記録に統合します」と言われました。

その後、ねんきん特別便に入っていた用紙に、年金記録を統合するための情報を記入するように言われました。
氏名・住所や、年金記録が抜けていた期間、またその間の勤務先等の情報を記入して、担当の方に手渡しました。
これで手続きは終了で、厚生年金の期間の年金記録を無事に統合することができました。
統合後の記録もその場で受け取ることができました。

↓統合後の記録
nenkin2.jpg

このように、社会保険事務所では、名前や勤務先等の情報を元に年金記録を検索し、一致していれば統合する、という処理を行っています。
したがって、問い合わせに行く際には、勤務先の名前や住所、勤務していた期間など、年金記録を特定するための情報を用意しておくことが重要です。