株価上昇

今日の日経平均株価の終値は、前日比396.48円高の16,832.22円でした。
16,800円台をつけたのは、8月14日以来およそ1ヶ月半ぶりです。

9月18日に、アメリカが利下げに踏み切りました。
その日はアメリカの株価が大きく上昇し、翌日の日経平均株価も500円を超える値上がりを記録しました。
その後数日は足踏み気味でしたが、今日再び大きな株価上昇が見られました。
今日は特に大きな材料は出ていませんが、前日のアメリカの株価が順調だったことや、内閣が決まって政治が落ち着いてきたことなどが、株価上昇の原因ではないかと思います。

チャート的には、日経平均株価が直近の高値(8月末の16,500円台)を上回る形になっています。
また、日経平均株価が一目均衡表の雲を上に抜けています。
これらはいずれも上昇を示唆するパターンであり、チャート上では期待が持てそうです。

↓2007年6月以降の日経平均株価と一目均衡表(先行スパン)
2007年6月以降の日経平均株価と一目均衡表(先行スパン)

もっとも、市場の背後にはサブプライムローン問題が横たわったままです。
日銀の須田委員が「米住宅市場の調整は2008年後半まで続く」と発言するなど、この問題の根は深いです。

また、このところは原油が高騰してきていることも気がかりです。
1バレル=80ドルを超えるところまできており、景気への悪影響が心配なところです。